社債を発行するには金利や手数料のほか手続きが必要

商工ローンからの借入と社債の金利はどちらが高いのか

商工ローンからの借入と社債の金利はどちらが高いのか

商工ローンを利用する場合

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商工ローンを利用する際には、経営状況が把握できる書類を提出しなければなりません。そして、会社の経営状況を見る上で重要になるのが、損益計算書です。これを見ると、売上や利益の具体的な数字が分かるようになっています。前年度やその前の年度の損益計算書と、当期の損益計算書を比較して見ることで、利益が上がっているのか、下がっているのかということも把握することが可能になります。これと併せて貸借対照表やキャッシュフロー計算書も参考にするという見方をすることも多いです。貸借対照表を見ると借入金の残高がどのくらいあるのかが分かるためです。利益や売上が多くても、借入金の残高も多い場合には、返済に充てなければならないため、利益剰余金として計上することはできないということが分かります。さらに、貸借対照表を閲覧することで、社債に関することも把握できるようになります。負債の部に記載されているためです。社債は償還期限が到来してから、所有者にお金を支払うことになるため、借入金の残高と同様に会社の余剰資金を見る上でかなり重要です。この他にも商工ローンの審査においては、キャッシュフロー計算書を見る場合もあります。得意先の売掛金を回収できないことが多いと、キャッシュフロー計算書の数字に反映されるためです。

商工ローンと社債の発行を比較

社債発行で安く資金調達ができるケースも

こういったたくさんの書類を参考にして審査に通過すれば、事業用のお金を借りることができます。商工ローンの場合には、銀行から融資を受ける場合と比べてみて、金利がやや高めの傾向にあります。運営会社が銀行からお金を借りることで資金を調達しているためです。こういった事情から、必然的に銀行の金利よりも高くなるという仕組みです。

そして、商工ローンから借りるよりも社債を発行した方が金利を抑えることができると考える経営者も少なくありません。社債の金利は基本的に会社が自由に決定することができるためです。また、株式と異なり、会社が存続する限りは償還されるため、買う側としても安心して購入することができます。

ただし、社債を発行するには手続きが必要です。金利の他にも手数料がかかり手間も多いです。そのため、商工ローンの金利よりも安い金利で発行した場合であっても、手数料などを含めたトータルで費用を比べてみると商工ローンから借入をした方が安く済むというケースが多いです。ただし、会社の努力次第では社債発行で安く資金調達をすることも可能です。